元帳を相手先ごとに並べ直す手作業を、AIスキルで数十秒に。
——先生のパソコンの中で、先生自身の手で。
会計ソフトから出力した総勘定元帳のPDFを読み取り、科目ごとにシートを分け、相手先ごとの列 × 月ごとの行に並べ直したExcelを自動作成します。決算資料づくりで毎年発生する「元帳をめくりながら相手先別に転記する」作業が対象です。
▲ 入れたPDF原本には一切手を加えません。複数まとめて入れれば一括で処理します。
| 月区分 | A不動産 | B株式会社 | Cパーキング | 合計 |
|---|---|---|---|---|
| 7月 | 4,500 | 103,155 | 107,655 | |
| 8月 | 4,500 | 103,155 | 107,655 | |
| 9月 | 9,000 | 115,284 | 900 | 125,184 |
| 小計 | 18,000 | 321,594 | 900 | 340,494 |
▲ 色付きのセルは「AIが推定した箇所」。カーソルを乗せると推定の根拠がコメント表示され、シート上部にも要確認の一覧が出ます。小計・修正・税込・消費税・合計の行は数式入りで、手直しすると自動再計算されます。
弊社(BERRY)の総勘定元帳で、実際にやってみました。フォルダに入れる→日本語で頼む→Excelができるまでの一部始終です。
相手先の判定は3段階で行います。
迷う行を機械が勝手に処理しないこと。判定の全行に根拠ログが残ること。この2点を最優先に作っています。最終判断は必ず税理士の先生の手元に残る設計です。
総勘定元帳に載っている情報(日付・相手科目・補助科目・摘要・金額)はどのソフトでも共通のため、ソフトを問わず対応できます。PDFのレイアウトだけ各社異なるので、初回に一度だけ読み取りの調整を行います(テスト用のダミーデータで実施しますので、実際のお客様のデータは使いません)。
| かんたん重視(チャット) | AIに渡すデータを最小限に(Code) ★おすすめ | |
|---|---|---|
| 操作 | Claudeアプリのチャット画面にPDFをドラッグ&ドロップして頼む | 同じアプリのCode機能で実行。「元帳を入れる」→「できあがり」のフォルダ運用で、処理プログラムはパソコンの中で動く |
| 結果の受け取り | チャット内に出てくるExcelを、その都度クリックして保存 | 「できあがり」フォルダに自動で保存・蓄積(過去分がそのまま台帳に) |
| データの流れ | PDFはAIサーバー上で処理(暗号化・AIの学習には使われない設定で導入します) | 変換の計算はパソコンの中で完結。元帳PDFそのものはAIに送りません。結果の確認(合計の照合・要確認の一覧)でAIが読む相手先名と金額だけがAIサーバーを経由します(暗号化・AIの学習には使われない設定) |
| 向いている場合 | まず手軽に始めたい | AIに渡すデータを必要最小限にしたい |
どちらも同じスキル・同じ出力です。クラウド会計をお使いになるのと同じ考え方で、規約と設定を整えた上でご利用いただく形を、初期設定の段階でこちらで整えます。税理士業務でのご利用には、AIに渡るデータが確認に必要な範囲に限られ、出力も自動で蓄積されるCode方式をおすすめしています(操作もレクチャーでお伝えする範囲で十分に扱えます)。
AIで心配されるのは「入れたデータが学習され、他の人への回答に出てくるのでは」という1点です。導入時にこれを止める設定を行いますので、あとは普段お使いのクラウドサービスにデータを預けるのと同じ関係になります。
| クラウド会計・メール | AI(学習オフ設定後) | |
|---|---|---|
| 通信の暗号化 | あり | あり |
| 事業者のサーバーに保管 | あり | あり |
| 規約で目的外の利用を禁止 | あり | あり |
| AIの学習に使われる | — | 使われない(設定で停止) |
Q. お客様のデータをAIに渡して大丈夫?
AIで心配されるのは「入れたデータが学習され、他の人への回答に出てくるのでは」という点です。導入時にAIの学習には使われない設定にしますので、クラウド会計やメールにデータを預けるのと同じ扱いになります。そのうえでCode方式なら、AIに渡るのは結果の確認に必要な相手先名と金額だけで、元帳PDFそのものは送りません(5章)。
Q. 数字は信用できる? AIが間違えたら?
出力の合計は元のPDFの【合計】と1円まで自動照合し、一致しなければその旨を報告します。相手先の判定で迷った行は、勝手に確定せず色を付けて返す設計です。全行の判定根拠もログとして残ります。
Q. 仕訳をAIがやるということ?
いいえ。やるのはすでに記帳された元帳の集計・並べ替えだけです。会計上の判断はすべて先生の手元に残ります。
Q. パソコンは得意ではないのですが……
操作は「フォルダにPDFを入れて、日本語で頼む」だけです。初期設定はすべて当方が行い、使い方のレクチャーもセットでお付けします。
Q. 元帳の集計以外にも使える?
使えます。同じ仕組み(読み取り→整理→Excel出力)は、ほかの定型的な転記・集計作業にも応用できます。「これも自動にならないか」というご相談から広げていけます。
Q. 費用は?
ご利用の形(導入のみ/レクチャー付き/継続サポート)に合わせて、別途ご案内いたします。
ご利用にあたって 本ツールは集計作業を補助する確認用ツールであり、出力内容の最終確認・会計上の判断は利用者様にて行っていただく前提で設計しています。ご利用の可否のご判断は利用者様にお任せしており、本資料および本ツールの利用に起因して生じた損害について、当方は責任を負いかねますことをあらかじめご了承ください。